1.観点・基準点の限界
「観点の固定」
これこそが最も本質的な問題の原因です。
ですから、この「観点の固定」の問題を解決する、「観点の革命(イノベーション)」「観点の次元上昇」が危機の突破口となります。
日本経済の強みは、“花”~“スキマ”の階層にあたるパートです。
特に、「Made in Japan」を象徴する花の商品生産技術は、名実ともに世界No.1で、それがあって、“花”から上の上位階層では西洋を凌駕する力を発揮しました。しかし問題は、より重要度の高い下位階層である“根”~“葉”のパートの独自の発展成長が、日本と東洋においては皆無であり、西洋の模倣だけしかしてこなかったということ、そして、西洋が構築してきた“根”~“葉”パートが限界を露呈している今、それに変わる代案が世界中どこにも存在しないということです。
これは象徴的にみて、植物生命にエネルギーを送る最重要ポイントである“根”が完全な機能不全に陥り、生命性がなく、物質文明がゾンビ化(形骸化)していく危機を意味します。
ですから、私たちが取り組むべき文明の構造改革の道は、人類が500万年間突破できなかった人間の本質的な限界である“根”のパート、人間5感覚の脳の「観点固定」を解決することからしか始まりません。 それは同時に、人類をリードしてきた西洋の知の構造改革の必要性と重なります。古代から中世までの体系化が不完全な知の世界を「魔術の時代」と総称するなら、近代から現代文明を築き上げた知の力は、人間理性が体系化された「学術の時代」といえます。
この西洋の学術は、心を抜きにして物と力の融合パターンによって宇宙自然現象を解析する客観的宇宙論に観点が固定されるという限界があり、Final Answer(最終解答)を出すことができません。
ですから、次元上昇した観点を活用・応用して、心と力と物質が統合され、客観的宇宙と主観的宇宙が統合できる「観術の時代」をこの日本から生み出し、文明の構造を根底からオールリセットする以外に、病んでいく物質文明全体を治癒する道がないのです。
<<文明の構造と経済的な観点を併せ、植物の成長段階で表現>>






